2015年12月04日  院長ブログ

小児について

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小児の治療は難しいと師匠から教わってきた

 

小児は出生から成人するまで常に成長・発達が続き、身体・生理・病理などすべての面で大人と異なる

 

よって小児を単純に大人の縮図と捉えることはできないから大人の治療とは全く一緒というわけにはいかない

 

小児の生理的特徴として

  • 臓腑の嬌嫩(きょうどん)と形気未充(身体と気の未熟)
  • 生気蓬勃(生命力が旺盛である)
  • 発育迅速

 

病理的特徴として

  • 発症しやすい
  • 変化が迅速である
  • 臓気が清霊であるために健康を回復しやすい

 

身体の変化が早いということはツボの変化も早く、またツボ自体が大人と違いしっかりとしたものではないので体表観察レベルが高くないとすぐに誤治などにつながってしまう

 

一回、二回講習に出たからといってホームページで【小児はり始めました】って宣伝しているところ見ると怖くてしょうがない

 

小児はりを専門としている嫁さんに負けないよう勉強していこうっと

 

 

 

  

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