2015年09月09日  院長ブログ

感情は五臓から生まれる?

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春秋・戦国時代において諸子百家は人間の情志活動について多くの記載を残している

 

孔子は『礼記・礼運』にて

「なにを人の情というのか。それはぶこと、ること、しむこと、(おそ)れること、すること、むこと、することの七つのものをいうのであって、生まれながらにして持ち人に学ばないでよくできるものである」  とのべ、これらを人間の本能活動と認識した。

 

 

老子も七情を提唱し、それは であるとした。

 

 

また『黄帝内経』では七情はとし、五行学説の影響を受け七情をの「五志」に帰納した。

 

要は人間のすべての感情活動というのは七情五志の枠で説明できるということ

 

中医学ではこのような情志活動と臓腑気血とは密接な関係にあると考える

 

 

『素問・天元紀大論』では「人に五臓あり、五気を化してもって喜・怒・思・憂・恐を生ず」といい、

 

 

情志活動の発生には必ず五臓の精気を基礎物質とし、情志活動は各臓腑機能活動の一種の表現であると言っている。

 

 まぁ簡単にいうと

臓腑の機能活動が正常な状況においてこそ人間の情志活動は正常になり、正常な感情を表現することができる

 もっと簡単にいうと

臓腑が健康じゃないと正しい考え方や感情なんて発生しない

ということではないかと思う。

 

 私は精神科疾患の患者さんに対し、最初からカウンセリングをしようとか、正しい考え方を教えようなどと全く思わない

 

 

私ができるのは鍼灸師として気の歪みを正し、臓腑の失調を整えることであり、それらが整えれば自ずと物事に対し正しい考え方、刺激に対し正しい感情が起こるようになると知っているからだ。

 

 

身体が悲鳴をあげている時に正しい考え方、感情など起こるはずがない

 

  

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