2015年11月24日  院長ブログ

睡眠について7(夢3)

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中医学では、夢の五神の一つである「魂(こん)」の活動の表現であると認識している

 

張介賓の『類経・臓象類』に「魂について言うと、夢寐恍惚、変幻遊行の境地の如くである、すべてこれである」とあり、夢と眠りの恍惚とした境目は、すべて魂の範疇に属すると言っている

 

また『霊枢・本神』に「神(しん)に随って往来するもの、これを魂という」と言っており、魂は神の変じたものであり、神が派生してできたものであると述べている

 

これは神(しん)は人体における最高級の精神活動を有し、魂(こん)は神より低い段階の精神活動を有していることを説明している

 

覚醒時:魂と神は同じように行き来し、正常な精神活動を共同で維持している

睡眠時:神は休息状態にあり、魂は神の支配を受けることなく独自の活動ができる

深い眠りの時、魂は静にして内を守るが、浅い眠りの時は衛気は相対的に活動している

特に衛気が厥陰肝経を行る時、「肝は魂を蔵する」という理由から、蔵されてて大人しく

    していた魂が衛気に引っ張られて一緒に活動的になってしまうことで夢が現れる

 

また魂の動静は肝血の盈虧(満ち欠け)により決定される

 

肝血が不足すると、肝は魂を安らかに蔵する事ができず、多夢傾向になり、甚だしい場合は目を閉じるとすぐ夢が出て、一晩中夢幻にかき乱され睡眠が妨げられる

 

  

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