2015年11月21日  院長ブログ

睡眠について4

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バリ島の夕日

 

新生児はほとんど一日中眠っている

 

新生児は東洋医学では稚陽の体(幼ない陽の身体という意味)で心神の発育がまだ完全ではない

 

よって陽気が常に陰分に滞留し、陰分を出る時間が極めて緩慢で短い

 

最近、大人の生活に合わせ夜遅くまで起きている子供を良く見かける

 

22時を超えたファミレスに嬰児や幼児がいることも珍しくないように思えてきた

 

成人を超えても精神的に幼い人が最近多いのは、幼児・嬰児期の睡眠が関連している可能性も考えられる

 

陽気が次第に増すに従って、陽気が次第に充実し、陽気が陰分を出る時間が次第に延長されて目覚めている時間が長くなる

 

年齢の増加に従って身体が次第に老化していくと、陰気が減弱し、陽気が陰分に入る時間が次第に短くなるので睡眠時間が次第に減少する

 

若い頃のように眠れないのは、このような仕組みがあるので当然ではあるが、生理的な範囲に留まらず、陰陽のバランスが崩れている事からきている人も当然いる

 

大事なのはすぐ薬に頼らず、まず自分の身体をしっかり知ることだと思う

 

  

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