2016年01月13日 院長ブログ
読書の冬
最近は鍼灸以外の本を読むことが多い
10代の頃は手に取る本は漫画しかなかった
細かい字が並ぶ文章は未だに苦痛を感じることもあるけれど、昔より興味があることが明確になっているせいか読むことが楽しいと思うことが多くなった
大工さんの修行話を読むと鍼灸の徒弟制度の良さを改めて感じることができる
道徳の矛盾点を読むと、自分の常識を考え直すことができる
鍼灸関連の本ばかり読む時期もある
しかし、臨床の中で様々な悩みを持つ患者さんにかける言葉はどこにも載っていない
載っていたとしてもその通りに話して上手くいくはずがない
どういう思考が正しいなんてどこにも載っていない
いろんな分野の本を読み、異なる価値観を受け入れ、臨床に生かしていく
以前は患者さんの考え方が納得いかないと認めようとはしなかった
今は千差万別である価値観を楽しめるようになった
自分の考え方とは違えば違うほど興味深く思う
患者さんに成長させてもらっていることに感謝
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